新作アイアン cHアイアン、コースで使ってきました!

こんにちは、ブログ担当のtKです。
新アイアン cHアイアン の情報公開から発売開始となり、
メディア向けの発表会の記事をご覧になられた方もいらっしゃるかと思います。
ちなみに発表会の中では、松吉氏からさまざまな説明がありましたが、いやぁ、何度聞いても松吉さんの話は面白いですね。
最初は少し距離を取って聞いていたメディアの方々も、途中からかなり食い入って聞いておりましたよ。
すでに試打された方、実際に使用された方もいらっしゃるかもしれませんね。そういった方はそれぞれご自身なりの感想があるかと思います。

今回は、実際にコース内で使用してきましたので、コースでの使用感を中心に、しっかりとcHアイアンの印象をお届けしたいと思います。
設計や細かいお話ついては、きっと松吉氏から今後もいろいろ語られると思いますので、僕はいつも通り、ユーザー目線で「実際どう感じたか」をお伝えします。


練習場よりコースでは、いつも期待を上回ってくれる
前回は練習場での試打インプレッションをお届けしましたが、今回はコースでの使用感です。
ちなみに、これは今までのJUCIEのモデル全般にも言えることですが、JUCIEは圧倒的にコース内、芝の上からコースボールで使った時の方が、感触も結果も良いと感じています。

コースで使うのだから当たり前と言えば当たり前なのですが、意外とありませんか?
練習場では「おっ、いいかも」と思ったのに、コースに持っていくと
「あれっ……?」となること。期待してコースへ持っていったのに、あの残念感たるや。

ちなみにJUCIEの中で、芝の上に行くとガラリと印象を変えるのが、tTウェッジのSソール。まさにその代表みたいな存在です。
練習場のマットの上では、正直その良さがほとんど分からない…。
でも芝の上で打つと、
「えっ、全然別物じゃん!」と思うくらい変わるんです。
僕はもう、Sソールに関してはベタ惚れです。

これを読んでくださっている中にSソールユーザーの方がいらっしゃったら、何となく分かっていただけるのではないかなぁと思います。


cHアイアンも、芝の上で本領発揮
そして今回のcHアイアンも、Sソールほどのギャップはありませんが、やはり芝の上で本領を発揮してくれました。

まず、構えた時。
tQアイアンと比べると、かなりサイズが大きくなっていますし、複合ヘッドなども含めた他メーカーと比較しても、大きさは感じられると思います。
でもこれは不思議なほど直ぐに慣れてしまいました。
考え抜かれた作り込みの妙なのか、ツアーセッティングの中でも使用できるサイズ感がこういったものなのか。
むしろ、トウ側の特徴的な張り出しが、すごく安心感を与えてくれます。

そして振り心地としては、明らかに大きな面を振っている感覚があります。
これは練習場で感じた時よりも、コースの方がはっきり分かりました。

そして打った時の感触も連動して、面全体でボールを打ち抜いている感覚に近いんです。
ここはtQアイアンとはかなり違うところで、
tQがインパクトが揃った時に感じる“点”の快感だとしたら、
cHは“面”で持っていくラケットのような快適さ。
といった具合に、かなり性格の違いを感じます。


弾道と飛距離は、やっぱりキレイだし、飛んでくれる
ボールの飛び方や飛距離の出方は、練習場で感じた時と同じ印象でした。
今までのアイアンよりも、少し低めに飛び出して、そこからシューッとスピンで伸びていく。
飛距離も番手によりますが、概ね10ヤード前後は前に飛んでいました。
何でもかんでも飛べば良いものでもないとは思いますが、シンプルに飛んでくれるのは本当に楽ですね。


慣性モーメントが大きいが故に、気づきも
cHアイアンの特徴の一つでもある、慣性モーメントの大きさ。
その影響もあってか、ダウンスイングで少し煽るように入ってフェースが開くと、そのまま右に抜けやすい場面が何度かありました。
バックスイングやダウンスイングで、フェースが開いた状態のまま入ってくる動きには、このクラブの性能はあまり合っていない気がします。
逆に言えば、それが今っぽいクラブの使い方なのかもしれません。
テークバックで作った形が、そのまま戻ってくるような感覚で振ると、とても素直に応えてくれます。
僕の場合は、特にインパクト直前のクラブの入れ方を少し意識しただけで、一気に良くなりました。
さらに、そのイメージのままドライバーショットを振ってみたら、ドライバーまで良くなってくれました!ありがとう、cHアイアン・・・笑。


困ったことが発生
この日は、tQアイアンとの比較もしたかったので、途中でtQアイアンも使用してみました。
cHアイアンが本当に快適な使い心地なので、
「これ、cHアイアン以外打てなくなるんじゃない…?」と思っていましたが、ところがどっこい。

tQアイアンの芯で打つ感じ、しっかり手に伝わってくるボールの感触、ヘッドの取り回しのしやすさ。
なんでしょう、、、ついこないだまで使っていたアイアンなのに、この恋しさ……。
cHアイアンを使ったことで、tQアイアンとの性格の違いがきっちり出て、改めてtQアイアンの良さを再認識しました。
人間は贅沢になれるものなんですね。

そして、どうしよう、どっちも使いたい……。
まさかキャディバッグにアイアン2セット入れていくわけにもいかんし……。


最後に
cHアイアンは、ターゲットとなる層がかなり広がったと感じます。
幅広い層の方に楽しんで使ってもらえるモデルであることは間違いないと思います。
装着するシャフトによって、かなり性格も変わるでしょう。
いつか皆さんの感想もいただけるような仕組みを考えていきたいと思います。

新作アイアン最速試打インプレッション

こんにちは、ブログ担当のtKです。
前回のブログから急展開です。
「ほぼ完成形が上がってきました。」
松吉氏からの一報があり、少し前にヘッドだけは見せていただきました。
そして今回のブログを入稿期日ギリギリ電話で、「打ちたいですか?」と。
そんなの当たり前じゃないですか!
「お願いします、打たせてください!」
食い気味どころか、ほぼ前のめりでお願いしました。
読者の皆さん、本当にすみません。
一足先に打たせていただきました。

今回はその“最速試打インプレッション”です。
※設計の深い話は、松吉氏から今後展開があると思いますので、僕はあくまで一人のゴルファーとして感想を綴りたいと思います(そして自称・日本一のファンとして)


まず、見た瞬間
4番からPWまで、すべてをとりあえずキャディバッグに入れてみました。
アイアンカバーを全部外し、改めてクラブとして並んでいる新アイアンを見た瞬間。
はい、格好いい…涙。
派手さはない。ゴテゴテもしていない。
でも、存在感や高級感はしっかりとある。
そして何より、「JUCIEだ」とすぐ分かるんです。

バックフェースでの差別化は今回のモデルのポイントではないと思いますが、ゴルファーとしては、自分のキャディバッグに並んでいるクラブの出で立ちは、所有感や満足感を高めてくれる大切なポイントです。
そんなところもしっかり抑えてあります、流石です。

これでほぼ完成形だそうですが、ここから最終的な商品にはまだ手を入れるそうで、
説明を聞いて、「そんなところまでやるんですね」と。
妥協が本当にないなと感じました。


「令和イケメン」は本当にイケメンなのか
令和イケメンというワードや狙いを話だけ聞いているときは、どんな感じになるんだろうと、ワクワク半分、不安半分でもありました。
でも構えた瞬間、分かりました。
確かに今多く流通しているヘッドからすると、クセはある。
でもそのクセが、ちゃんと魅力になっています。
よく俳優さんでいますよね。一見特徴的だけれども、雰囲気があってとても格好いい方。
あんな感じです。

しかも構えると——
めちゃくちゃ安心感がある。
ヘッドサイズの影響もあると思いますし、顔立ちのバランスもあると思います。その双方が相まって、この顔からは「やさしさ」をとても感じました。
tQアイアンと並べると、同じブランドとは思えないほどキャラクターが違います。
これ、どこかが真似して作ったら「なんか違う不細工」になるやつだなぁ、と思います。


打った瞬間、違和感
PWから軽く振っていくと、その瞬間、すぐ分かる。
「おっ、 飛び方が違う。」
これは今使用しているtQアイアンとの比較にもなりますが、他社さんの高慣性モーメントアイアンとも比較しています。

tQアイアンよりは少しロフトが立っている影響もあると思いますが、
打ち出しは想像より少し低めに出て——
そこから一気に上空に駆け上がっていきます。
上空に見えないレールがあるみたいに、そこを球が駆け上がっていくのです。
ジェットコースターが最初にゆっくりと登っていくレール、ありますよね。あんな感じのレールをイメージしていただくと近いかと思います。

そして9番、8番、7番と番手を上げても、同じように駆け上がっていきます。
しかも、どんどん“球が強く”なるんです。
ミドルアイアンからロングアイアンになると、
「え、こんなにすっ飛んでいくの!?」
tQアイアンの滑らかで美しい弾道に慣れていると、最初は番手と球の勢いが一致しません。
かといって、いわゆる飛び系アイアンともまた違う感じなんです。ここをうまく言語化が出来ないのですが、これは皆さんも打ってみると分かると思います。
そして気づけば——
令和イケメンのクセのある顔なんて、この頃には、あたかもずっと存在していたかのように、まったく気にならなくなっていました。


距離や打感について
距離については、トラックマンレンジがある練習場で確認しました。
全番手で5〜10ヤードは伸びている感じでした。
少し低めに飛び出して、レールを駆け上がるように舞い上がり、そして距離も出しやすい。
いわゆるツアー球のような弾道を比較的容易に打てる印象です。
そして、打感も損なうことなく気持ちよい。
軟鉄の柔らかさはちゃんとある。

高慣性モーメントというワードだけで、打感は少し犠牲になるのかなと勝手に想像していましたが、全く違いました。
これはJUCIEが一貫してFULL CNCで削り出しているから出せる作りなんだと感じます。
例えるなら、エアサスの高級車のような感じです。
キレイに当たったときは、
ヘッド全体でボールを包む感覚。
フェアウェイウッドを連想する重心の深さ。
マイルドなのに、芯がある。
松吉氏が今回のブログでも言っていた「快適性」。
正直、ピッタリだと体感できました。

単にやさしい、ではなく、任せれば気持ちよく振らせてくれる。
どんなシャフトを装着するかで、この「快適性」もかなり変わってくると思います。
ぜひ今から、
「今と同じシャフトか」
「少し余裕を持ったスペックにして快適性を追求するのか」などなど
そんなことを想像しながらお楽しみください。


コースがとても楽しみ
今回は練習場なのでレンジボールでのインプレッションになりますが。
でも、思い出しました。
tQアイアンを初めてコースで使ったときのこと。
あの弾道の美しさに見とれていました。

新作アイアンはどうなるんだろう。
きっと、また違う感動を与えてくれるのだと思います。
今はそれを想像している時間が一番楽しいです。

tQアイアンの良さ、そして今回の新アイアンの良さ。
それぞれキャラが違うだけに、どっちを使うのか。
そんな使い分けも楽しみです。


最後に
このアイアンは、性能や数値を見るよりも、とりあえず打ってみることをおすすめします。そして最後の微調整を終えて世に放たれる最終形態は、もっと格好良くみなさんの手元に届きます。
この段階まで来ているということは、そう遠くないタイミングで皆さんにも試打していただけるはずです。
新しいJUCIEの一面を、ぜひ感じてみてください。
コースでも使用感も、またお届けしたいと思います。

新作アイアンの続報

こんにちは、ブログ担当 tK です。
今回のブログは、JUCIE新作アイアンの続報についてです。
前回の記事を読んでくださった方から、
「令和イケメンとは何なんですか!?」という声を、JUCIEでもちらほらいただいていたようです。
……はい。終わるわけがありません。
あの後も、松吉氏から少しずつ、“情報のかけら”を取りに、ちょいちょい偵察に行っておりました。
今回も、許可をもらえた範囲だけになりますが、続報として共有させてください。


「令和イケメン」と「正統派」
特に気になるのは、やはり…
前回お伝えした通り、次回のJUCIE新作アイアンは、
• 正統派
• 令和イケメン
この2つの方向性を持ったモデルが、同時に存在する予定です。
で、ここからが本題。
やはり否が応でも気になってしまうのが、「令和イケメン」です。
正直、最初にこのワードを聞いたとき、「は、はい……」と思ったのも事実です(笑)。

でも話を聞けば聞くほど、これは単なるキャッチーな名前じゃない、
とんでもない狙いのあるプロジェクトだということが分かってきました。


アイアンの進化には「節目になるモデル」がある
松吉氏の話を聞く中で出てきた、
大きな狙いを込めた「ゲームチェンジャー」という言葉。

アイアンの歴史を振り返ると、
「ここから流れが変わったよね」というモデルが、何度か存在するそうです。
どのメーカーが、どのタイミングで、どんな思想に切り替えたのか。
このあたりは、クラブを長く楽しまれている方のほうが、
僕なんかより、よほど肌感覚で分かっていらっしゃるかもしれません。

そして「令和イケメン」は、その流れを汲みながら、令和の時代における“次のゲームチェンジャー”になることを目指して開発されているそうです。
……と、さらっと言っていますが、かなり凄いことですよね。


技術的な断片情報
具体的な話として、ひとつ挙げられていたのが慣性モーメント値。
ワンピースの軟鉄鍛造でありながら、
• 7番の慣性モーメントは 約2800g・㎠(軟鉄系のヘッドサイズの中では最大級)
この数値だけでピンと来る人は、相当なこだわりを持っている方だと思います。

近年は3Dスキャン技術の進化で、形状だけなら真似できる時代になっています。
JUCIEが発売した後、いろいろなメーカーが松吉氏の設計をマークしているので、
正直、形だけならすぐに模倣してくるでしょう。

でも松吉氏いわく、
• 令和イケメンらしい“顔”を成立させること
• tQアイアンから続く、同じ重心位置設計を守ること
形は模倣できたとしても、この2つを両立させながらの模倣は、ほぼ不可能な領域になるとのことです。

このあたりは、JUCIEだけという唯一無二感があり、ファンとしてはとても嬉しい限りです。
形状はキャビティバック。
ただし、いわゆる“やさしいキャビティ”とは、少し違うニュアンスを感じました。


個人的に一番意外だった「ロフト設定」
そして、
今回いちばん「え?」となったのがロフト設定。
• 令和イケメン:7番で31°
• 正統派:7番で29°
僕は完全に逆を想像していました。
これは、クラブの入れ方、そしてツアーで使う選手像を想定すると、自然とこの設定になるそうです。つまり今回の2モデルは、
• 見た目が違う
• キャラが違う
だけじゃなく、「当て方」が明確に違う。
顔で選ぶ入口ももちろんありますが、最終的には「どう当てたいか」でモデルが分かれる。
このあたりは、ウェッジのソール選びにも通じる考え方だなと感じました。


ゲームチェンジャーは、最初は疑われる
松吉氏が、ぽろっと口にした言葉が印象に残っています。

ゲームチェンジャーになるモデルは、
どの時代でも、最初はすぐに受け入れられない。
でも、気がつけば“それが当たり前”になる。
「令和イケメン」は、おそらく賛否両論が出る。でも、それでいい。
JUCIEは、そういうプロジェクトなんです。
そう語る松吉氏は、微妙に楽しそうな表情をしていましたよ。

開発経過
当初は昨年末頃に入る予定だったデモヘッドですが、
削り方がかなり複雑で、納得のいく最終形態まで、まだたどり着いていないとのこと。
話を聞けば聞くほど、「早く見たい!」「早く打ちたい!!」
という気持ちが募るばかりで、正直、身もだえる思いで帰ってきました。
とはいえ、そう遠くないタイミングで実物に触れられそうな期待もあり、
このワクワクは、もう少し続きそうです。

また続報をお届けします
今回も、全貌とまではいきませんでしたが、少しずつ輪郭は見えてきています。
また新しい情報が入り次第、続報をお届けします。
次は、もう少し踏み込んだ話ができるかもしれません。
どうぞ、引き続きお付き合いください。

JUCIE取り扱い店インタビュー

― GOLF SHOP CHOICE(東京)/オーナー 吉田さん

こんにちは、ブログ担当の tK です。
今回は、JUCIE取り扱い店のインタビュー記事。

お客さんと直接向き合っている“最前線”からお届けします。
今回ご協力をいただいたお店は、東京都にある
「GOLF SHOP CHOICE」。
オーナーは 吉田さん です。僕が初めてお会いしたときの印象は、
クラフトショップのこだわり店主さんをイメージしていましたが、「ゴリゴリのイケオジやん……」と正直思っていました。
でも実際にお話ししてみると、めちゃくちゃ優しくて、無理にクラブを勧めないところも含めて、とても“大人”な方。
そのギャップがすごく素敵だなと感じました。
お客さんとの会話を聞いていても、良い意味で“商売っ気がない”。
悪い意味では……たぶん、売るのが上手すぎない(笑)。
でも、だからこそ信頼されているお店なんだと思います。


■ クラブを選ぶ基準は「固定客の顔」
吉田さんに「クラブを仕入れる基準」を聞いてみると、返ってきた言葉はとてもシンプルでした。
「まず、お客さんの顔が浮かびますね。」

スペック表より先に、
流行より先に、
頭に浮かぶのは“人”。

「あの人だったらどう感じるかな」
「このクラブだったら、あの人が楽しめるかな」

……これ、素敵じゃないですか?
商売である以上、利益や流行を気にして商材を選ぶのは自然なことだと思います。
でも、その前に基準が「人」である。
こういうお店って、どれくらいあるんでしょう。

そして、もう一つ印象的だった言葉。
「自分が打って、良いと思えないものは置かないです。」
これ、シンプルだけど重い。
自分が信じられないものを、人には勧めない。
CHOICEという店の“芯”が、ここにある気がしました。


■ 「優しさ」と「難しさ」は表裏一体
ゴルフ界でよく聞く言葉、「やさしいクラブ」。
でも吉田さんは、その言葉をあまり使いません。

「JUCIEの場合、ソールを見れば“人”が浮かぶんです。」
このソールだと、あの人の打ち方に合いそうだな。
このソールなら、入射がズレた時にあの人を助けてくれそうだな。
そんなふうに考えるそうです。

「出来る人向けのクラブは多いけど、出来ない人の気持ちを本当に分かってるクラブは少ないですよね。その人にとっての“優しさ”は人それぞれ。そこに対応ソール設計などで対応してくれるJUCIEは、正直ありがたいです。」
CHOICEが「お客さんに寄り添う」と言われる理由が、
この言葉に詰まっている気がしました。


■ 正直に言うと…「顔が好き」
JUCIEの話をしている中で、吉田さんが少し笑いながら言った一言。
「ぶっちゃけて言うと……顔が好きなんですよ。」
JUCIE以前から、松吉さんが生み出してきたあの“顔”が好きなんだそうです。
そしてもう一つ、印象的だったのが フルミルド の話。
「同じものがすぐに届いて、お客さんに渡せる。」
人の手で削る“一点物”にはもちろん魅力がある。
でも、1か月、2か月と待っているうちに、せっかくの高揚感が冷めてしまうこともある。
その点、JUCIEは同じクオリティのものが、すぐに手に入る。
これは本当に強い、お店としても助かるし、お客さんも早く使える。
結果、みんなハッピー。


■ お客さんの反応に「想定外が少ない」
ソールと使い手の顔を思い浮かべながら選んだクラブを渡すと、
「期待と真逆の反応って、ほとんどないですね。」
とのこと。
もちろん、
「スピンが入りすぎる」
みたいな声が出ることはあるそうです。
でもそれは、「ただの基本性能ですからね」と、吉田さんはさらっと一言。
誤魔化さない。
でも突き放さない。
この“正直さ”をどう伝えるかが、取り扱い店の腕の見せどころなんだろうなと感じました。


■ JUCIEというブランドは「ど真ん中」
JUCIEというブランドに対してどんなイメージを持っているか聞くと、
吉田さんはこう表現してくれました。
「どっちにも寄ってない、ど真ん中のメーカー」
飛び系でもない。
超お助けでもない。
「余分なものはいらない、って感じですね」
この“余分なものを足しすぎない”感じ、
CHOICEという店とも、すごくリンクしている気がします。

JUCIEはブレない。それが一番の魅力
JUCIEというブランドは結局「松吉さん、ですよね。」
がっつり流行に寄せることもしない。
単一素材のシンプルな美しさとか、JUCIEらしさは、ずっと残してほしい。
設計に対する プライドはずっと持ち続けて欲しい。


■ 編集後記(tKより)
今回のインタビューで感じたのは、GOLF SHOP CHOICEが見ているのは“クラブ”じゃなく、“人”だということ。
そしてJUCIEは、その視線にちゃんと応えられるメーカーなんだな、と。
売れるかどうかじゃなく、寄り添えるかどうか。
東京でショップを探している方、一度CHOICEに足を運んでみてください。
きっと、クラブの話だけじゃ終わりません。

「僕の1本」

こんにちは、ブログ担当の tK です。
突然ですが、まずは名前の話から少しだけ。
もともと僕は “tk” と名乗ろうと思っていたんです。
ですが、ブログを始めるにあたって、松吉氏が「tTとかtHみたいに“Kは大文字のKの方がモデルっぽくて良くない?」
と提案してくれました。
その瞬間、僕の中でなにかが“ガチャン”とはまった気がしました。
「なるほど!!」と。JUCIEの一員になれたような気がして本当に嬉しく、とても気に入ってまして、最近はゴルフ場でのサインは基本「tK」となっているtKです。


皆さんの“1本”って何ですか?
さて、今日のテーマは「僕の1本」。
ゴルフクラブの話って、人それぞれのこだわりや楽しみ方があるので、何が正解とはないですが、その中でも「絶対的に信頼している1本」はお持ちですか?
・困ったらとりあえずこのクラブを選ぶ
・緊張した場面でも、何とかなりそう
・このクラブだけは不安をあまり感じない
そんな存在です。
人によってはドライバーだったり、ユーティリティだったり、はたまたウェッジやパターだったり。
「この子がいるから大丈夫だ」
そもそも、そんな一本に巡り合える事自体、幸せだと思うんです。
使い始めはとても良いけど、使っていく内に「あれ?」となってしまうクラブや、直ぐに飽きてしまうクラブもあったりと。


僕の“1本”は、初めてのJUCIE
そんな僕の“1本”は、初めて手にし、初めてコースで使い、初めて「なんだこれ…」と衝撃を受けたクラブ。
それがtHウェッジ 6010K です。このモデルについては、他の記事でも触れていますが、この子の存在は、僕の中で特別です。
“初めて本気に愛した相手”とでも言いべきクラブです。

構えた瞬間に流れ込む“言葉に出来ない安心感”
6010Kを構える瞬間って、なんというか…
“なんか上手くいく気がする”感覚があるんです。
丸み。優しさ。
だけど甘えすぎない絶妙な感じ。
メッキの色合いも作用しているのかもしれませんが、このクラブには「大丈夫だよ」と言ってくるような雰囲気があるんです。
60°なのに“暴れない”稀有な存在
60度のウェッジって聞くと、「やさしいけど距離が出ない」「上がりすぎて扱いづらい」「スピンだけ強くて不安定」みたいなイメージがまだ多くの方にはあるんではないでしょうか。
でもこの6010Kは全然違う。
上がるけど、上がりすぎない。
しっかり飛ぶけど、飛びすぎない。
スピンは効くけど、効きすぎない。
“ど真ん中”の極み。

芝が薄いところでも、沈んだところでも、「チョン」と打つだけで“フッ”と転がっていってくれる安心感も備えている。

ど真ん中にある“高次元のど真ん中”
色んなウェッジを打ってきましたが、無難なウェッジって世の中に山ほどあるんです。
“普通には使える”レベルは。
でも6010Kには、そういうレベルじゃない“ど真ん中”があります。
これって本当に難しいことだと思うんです。

車でいえば、メルセデスAMGやBMW Mシリーズ。
普段は普通に走れるのに、アクセルを踏めば牙をむく。
でも、それを“普通に扱える”ように感じさせる設計。
6010Kには、その匂いがあると思います。

極端じゃないのに、極端なほど優れてる
スイングで考えても、極端な動きは結構イメージしやすいし、簡単なんですよね。
・思いきりフックを打つ
・思いきりスライスを打つ
・脱力しすぎる
・力みすぎる
こういう“極端な”イメージはしやすい。
でも、本当に難しいのは“絶妙な中間”。
どっちにも偏り過ぎることなく“普通にショット”すること。
クラブも同じなんじゃないかと思います。
6010Kはこの“普通の中に潜む極意”を徹底的に押さえている。
これは使うほど分かる。
「あ、バランスがとんでなく異常に良い」って。


最後に
皆さんにもきっとある“1本”。
クラブの性能というより、そのクラブを持った瞬間に蘇る記憶や経験。
そういう“物語のある1本”って、やっぱり特別じゃないでしょうか。
そして、もしこの6010Kがいつか誰かの“1本”になったら、それだけで僕は嬉しいですし、きっと松吉氏も、静かにニヤッと喜ぶと思います。
そんな僕の“愛してやまない一本”のお話でした。